就職に教育業界をススメない3つの理由
先日に、大学生には塾講師がオススメ、という記事を書きました。
それが急に就職には勧めないと言い出して何いってるんだと感じたかもしれません。
私は学生時代に塾講師をやってとても良かったと感じています。
ただ、その後教育業界に就職して、実際に生徒と接する中で、生徒が教育業界に行くことを考えると、それはやめたほうがええんやないかと感じるようになりました。
塾が中心の話となりますが、他の形態も似た要素がありますので、ぜひ読んでみてください。
交流ある社員が限られる
塾の校舎は現在小規模なものが主流となっています。
大体生徒数も一つの校舎で多くて150名くらいで、100名未満の校舎も数多くあります。
そのため、そこで勤務をする社員は1〜3名程度が多く、非常に狭い社会となります。
このわずかな人数でそりが合わない、となると考えただけで鬱になりますね…。
自分は最初の配属の校舎で体育会系の上司と一緒でしたが、死ぬかと思いました。
翌朝始発の電車が来るまで缶ビール片手に上司の話を聞くこともありましたが、本当に自分には合わなかった…。
また、小規模な校舎であれば入社後早々に校舎の責任者となることもあります。
そうすると、どうしても傲慢になる人も多いかもしれませんね。
給料が上がらない
これについては四季報見るのでもいいですし、いろんな転職サイト見てください。
基本的に平均給与は低いです。
初任給はある程度の水準であることが多いのです、そこからとにかく上がりません。
離職率が高いことも含め、若い人を使い潰す業界といえます。
校舎が小規模化したため、一定のクオリティあれば良い状態で差別化も難しいです。
生活時間がズレる
だいたい午後1時か2時から業務が始まり、終わりは22時から23時ごろになります。
また、会議が毎週、隔週などのペースで開かれるため、週一回二回は午前から勤務となります。
季節講習がある場合は夏場冬場だけ午前からの勤務となる可能性もあります。
とにかく不規則な生活になりやすく、長く続けることが難しい仕事となります。
休みは日曜+平日という形が多く、連休を取ることが難しいです。
体力がないと、休みは家で体力回復するだけで終わることも。
他の業種の人と時間を合わせることも難しく、人間関係も希薄になるかもしれません。
まとめ
もちろんここまで述べてきたことが気にならないという方には逆にやりやすい職場となるかもしれません。
ただ、初任給の良さに惹かれてとか、アルバイトしていてイメージがつきやすいからということだけで就職をすると後悔します…。
就職活動で、学習塾は本当に長い時期採用活動を行なっていますが、つまりは離職率が高く人気がないということですからね…。
どのような業界に就職するとしても、しっかり準備をした上で決断できるように頑張ってください。
以下のような研修にも巻き込まれないことを祈ります…。