意識高くないゆとり

平成初期型ゆとり世代の意識が高くないブログです。

中学受験を考えるとき気をつけてほしいこと

中高一貫校って人気ですよね。

高校受験がないため学習はどんどん先に進めるし、大学へ進学実績が高いところも多い。

公立なら値段かからないし、私立なら予備校と提携しているところもある。

いいことだらけだし、小学生のうちに塾とか通わせて勉強させて、ダメ元で受けてみよう。

そんな感じで中学受験に子供を向かわせている保護者の方にぜひ読んでいただければと思います。

 

marumaru190.hatenablog.com

中学受験を考える際はこちらもご覧ください。

 

①勉強以外の価値を伝えていますか?

塾に通う小学生で勉強以外特にやっていない場合、とても傲慢な性格になってしまうことがあります。

学校は、勉強ができるか否かという点で評価される場所です。

それ以外の評価軸もあるでしょうが、通知表などは勉強という評価基準の最たるものですね。

家庭でも、勉強ができれば褒められできなければ怒られるとなると、その子供にとっての価値基準は学力があるかどうかのみになってしまいます。

塾もその価値基準を強固にしかしません。

勉強をすることが悪いことでは当然ありません。

ただ、勉強に関わること以外で子供を褒めていますか?

勉強だけが子供の価値基準になると、自分より学習ができない他人を見下すようになってしまいます。

ぜひ、勉強以外で子供を褒めてください。

点数以外に価値を持たせるようにしてください。

 

②協力することを学ぶ機会はありますか?

中学受験に向けて学習に専念する場合、子供は勉強をすることが生活の大半となります。

塾に通わせる場合、多くの時間を自習に費やすように言われます。

この勉強は基本的に誰かと協力する必要がありません。

極端な言い方をすれば、周りは全て敵となります。

その勉強のみをひたすら行なっていると誰かと協力する重要性も理解できず、協調性も持てなくなります。

学校生活で社会性は身につくと言われますが、家庭が学習以外に関心を持たない環境の場合は協調性について学ぶ必要性を感じなくなります。

チームスポーツなどはそこにおいて役立つかもしれませんね。

 

まとめ

小学生の時期は子供の発育において非常に重要な時期になります。

ここで感じたことが大きく将来に影響をします。

子供に受験をさせる保護者の方に多いのが、そこばかりに目がいってしまうという方です。

勉強のみを子供の判断材料にする、それ以外について学ぶ機会をなくしてしまう、ということは長期的にみて損失となります。

ぜひ、勉強だけにならないように心がけてください。