意識高くないゆとり

平成初期型ゆとり世代の意識が高くないブログです。

塾・予備校の口コミサイトにはご注意を

学習塾や予備校を選ぶ際、教室の名前を検索すると公式サイトより上に口コミサイトが出てくることが多いです。このようなサイトを見ると、その教室に関するさまざまな口コミを見ることができます。公式サイトではどこも良いことしか書いていない(当たり前ではありますが)ため、そのようなサイトが頼もしく思えます。

ただ、口コミを簡単に鵜呑みにしてしまうのも塾選びでは避けたいところ。このような口コミサイトの注意点を挙げさせてもらいます。

 

1.同業他社による書き込みが多い

塾・予備校は地域ごとに比較して選ぶことが多いですよね。そのため、同じ地域の塾や予備校に悪評を流そうとする場合があります。

ひどいものだと、大学受験を専門としている塾に高校受験に関する口コミがある、なんてことも。内情を知らずにイメージで書き込みをするためこのようなあり得ない口コミも生まれます。

また、塾・予備校が口コミランキングサイトのようなものを装って自社を上位に配置する、なんて話も聞きます。

 2.多くの人は書き込みをしない

そもそも塾・予備校に関する書き込みは強烈なモチベーションがないとしません。受験で結果が出た場合でも、合格をしたら進学準備に気が向く訳でなかなか書き込みをしようとは思いませんよね。だからこそ、良い悪い関わらず口コミ自体に信憑性が低いものが多くなります。

3.塾・予備校は人の入れ替わりが激しい

塾・予備校選びで重要になるのが、どのような人が運営しているのかという点です。名前の知られた塾・予備校であっても、校舎によってどうしても違いが生まれてきます。校舎にいるスタッフによって校舎のカラーが生まれてきますので、それが人によっては合う合わないという違いになってきます。

そんな塾・予備校ですがスタッフの異動が多くあります。

厚生労働省の新規学卒者離職状況というデータがあります。

http:// https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000137940.html

こちらで大卒者の平成28年度入社の産業別離職状況をみると、

教育・学習支援業…45.9%

という数字があります。

同じ年の大学卒全体での離職率が32.0%となっていますので、離職率の高い業界ということがわかります。残念ながら定着率が低い業界となっています。また配置変更自体も多く、例えば私は新卒入社のあと1年で校舎異動となりました。

このような状況のため、1年前の口コミを信じて入塾したら全く雰囲気が変わっていた、なんてことが起きる可能性があります。

まとめ

こういった訳で、口コミサイトというものだけを信じて塾・予備校選びはオススメしません。

飲食のように1回で終わるようなものであれば口コミサイトで行ってみるのもいいかもしれませんが、長期的に高い金額を支払う以上塾選びでは絶対に実際に見るということを欠かさないでください。食べログでは、サイトにお金を払わないとレビューの数字が上がらないのでは、といった話がありましたよね。塾に関する口コミサービスも同じようなことがある可能性もあります。

口コミであれば、学校の先輩やその保護者、同級生など様々あります。見ず知らずのサイトよりはよっぽど信憑性があります。

しっかり己の目で見て決めていただければと思います。

 

塾・予備校選びにお悩みならば以下の記事も合わせてご覧ください。

 

www.ishikihikuiyutori.com