意識高くないゆとり

平成初期型ゆとり世代の意識が高くないブログです。

塾運営者が伝える高校受験に向けた集団授業塾選び4つのポイント

中学生のほとんどが受験することになるのが高校受験です。

それに向けてどのような塾を選ぶかを考える上で参考にしてほしいポイントをまとめました。

この内容も参考にすつつ、適した塾選びをできるようにしてください。

 

marumaru190.hatenablog.com

上記の記事よりも具体的な内容を書いていますので、ぜひどちらも参考にしてみてください。

目次

 

集団授業をする塾とは?

高校受験に向けた塾は、基本的に二種類に分かれます。

集団授業をする塾か、個別指導をする塾か。

集団授業をする塾とは、学校のクラスと近い形で講師一人と複数の生徒で進めていく塾となります。

ここでは、集団授業をする塾を選ぶ際のポイントをあげていきます。

集団授業のメリット

友人と一緒に学習を進めることができる

友達と一緒に通うことができるのが集団授業のメリットです。

高校受験向けの塾であれば、地元の友人がいることが多々あります。

そのような場所で、あまり勉強に対してのやる気はないけど友達がいるから頑張れる、という形でやる気スイッチが入ることがあります。

また、自分の状況を周囲と比較して考えることができるため、現状把握もしやすいという特徴があります。

カリキュラムがしっかり最後まで進む

カリキュラムがしっかり準備されているため、しっかりそれについていくことができれば一定の学力がつけられます。

多少宿題が多いと感じても、みんながやっているという日本人的思考で進めることもできるかもしれませんね。

優れた講師に教わることができる

基本的に集団授業は講師が命です。

まず講師が正社員であることが多いため、講師の力量は個別指導と比べて高いことが多いです。

アルバイトと比べ、準備の時間などは圧倒的な差がありますよね。

また、アルバイト講師であっても個別指導と比べて研修が充実している場合が多く、安定感のあります。

料金が安い

個別指導塾と比べて、人件費が抑えられますので料金が安くなります。

かなり価格を抑えた形で学習させることができますし、塾によっては授業外のフォローもしっかりしてくれることがありますのでお得です。 

集団授業のデメリット

取り残されると悲惨

カリキュラムが決まっており、生徒一人一人に合わせてのペースではありません。

苦手なポイントなどで置いていかれると学習的な穴があるままになってしまいます。

また、授業を欠席するとその分遅れて行ってしまいます。

入塾のタイミングによっては途中からのスタートとなるため、その穴埋めには苦労するでしょう。

クラスによっては授業の質が低くなる

集団授業では、他の生徒の様子によって自分の学習が妨げられる可能性があります。

誰かに話しかけたがる生徒もいますし、くだらない質問を繰り返すことで授業の妨害をする生徒もいます。

そのような環境で自分自身の学習をしっかりと進めることは難しくなりますよね。

また、やる気がない生徒がいる場合、その雰囲気が伝染することもあります。

講師からしても一人やる気のない生徒がいると、その生徒への叱責で時間を使うことになったり、授業自体へのモチベーションが低下したりすることがあります。

 

選ぶポイント

では、このようなメリットデメリットを踏まえて、具体的にどのようなポイントに注意をすればいいのでしょうか。

クラス分けをしているか見る

レベルに合わせてクラス分けがされていないと、授業についていけなくなったり簡単すぎて時間が無駄になったりすることがあります。

また、大きなレベル差がある人と一緒に学習に取り組むことは、自分の学力を見る上でも誤った認識を持ってしまうことがあります。

目指すレベル帯にあった授業かどうかをチェックしてみてください。

夕方以降に見学をする

塾選びでは、必ず夕方以降に見学をしてください。

生徒が実際にいる時間帯を見ると、校舎の雰囲気がわかります。

大騒ぎをする生徒がいる場合は、授業の進行も遅れてしまうことがあります。

また、そのような生徒に対してその塾自体がコントロールできていない場合は、講師やスタッフのクオリティが低い可能性があります。

 講習の料金を確認する

集団授業塾は安いと上で記しましたが、夏期講習や冬季講習でべらぼうな値段を提示されることがあります。

普段の授業が安いからといって安易に塾を決めてしまうと、夏休みや冬休みでぼったくられます。

安いと言っても、普段お金を払っているとそれを無駄にしたくないと感じますよね。

そこにつけこんで高額な講習を受講させる塾も存在します、お気をつけください。

学校ごとの対策の仕方を確認する

高校受験では、中学校における内申点(学校の成績)が重要となります。

そのため、通っている中学校の試験の対策をどのように実施しているかは必ず確認してください。

居住地域から離れた塾に通う場合、学校対策を塾で行うことが難しくなることがあります。

そういったデータについて確認をしてみてください。

まとめ

ここまで高校受験に向けた集団授業塾の選ぶポイントをあげました。

ブランドで選ばないように注意してください。

地元の塾が生き残っている場合、地元密着での戦略を持っている可能性があります。

しっかり一つ一つを吟味して決めて、そこから学習に打ち込んでいただければと思います。