意識高くないゆとり

平成初期型ゆとり世代の意識が高くないブログです。

就職活動においてブラック企業を見分ける方法

就職活動をする中で多くの人が重視するのが、この会社はブラック企業ではないのか、という点だと思います。

世の中には数多の企業があり、就職活動を通して知る企業も多くあるでしょう。

その中で、どのような点に注意するとブラック企業と知らずに入社することを防げるのか。

自分なりの経験から書かせてもらいます。

 

個人の失敗体験は以下もご覧ください。

 

www.ishikihikuiyutori.com

 

ブラック企業とは?

そもそもブラック企業とは何なのか、wikipediaを見ると以下のように書いてあります。

ブラック企業(ブラックきぎょう)またはブラック会社(ブラックがいしゃ)とは、「新興産業において若者を大量に採用し、過重労働・違法労働・パワハラによって使いつぶし、次々と離職に追い込む成長大企業」[1]今野晴貴による定義)[1]を指す。「従業員の人権を踏みにじるような全ての行為を認識しつつも適切な対応をせずに放置している企業」との指摘もある[2]

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BC%81%E6%A5%AD

 人権を踏みにじり離職に追い込む、といった感じでまとめられるでしょうか。

ここで注意してほしいのが、人によってブラック企業というものは違うということです。

業務時間が長いということも多くの人にとってマイナスだと思いますが、人によっては気にならない、という場合もあります(残業代が出ない場合は明確な法令違反ですが)。

だからこそ、自分が仕事に対して重視したい点、重視しない点を明確にして就職活動を行うことをお勧めします。

多くの企業は、どこかしらブラックなポイントはあると思います。

自分が大事にしたいポイントはとにかく外さないようにすることをお勧めします。

では、具体的な見分けポイントを挙げていきます。

 

1.企業が積極的に連絡をしてくる

企業が連絡してくるのは当たり前ですが、「去るものを追う」勢いで連絡をしてくる企業は要注意です。

自分が経験したのは、スケジュール管理ミスで面接をすっぽかしてしまった際に、企業からすっぽかしがなかったのごとく再設定の連絡がきたという出来事。

相当に人がいないという状況がうかがい知れます。

 

2.採用数が異常に多い

会社情報にある社員人数が300人として、100人近く採用するような会社はやばいです。

大量採用して、大量に離職して一部だけ生き残る。

おそらく翌年の社員人数も300人から変化がないと思われます。

人が大量に辞める会社は何かしらの問題があると考えられます。

 

3.その企業の初任給が業界平均と比べて著しく高い

企業自体が技術的優位にあるなど、他企業と明確に差別化されているなら分かりますが、取り立ててほかの企業と差異がないのに初任給が高いというのはちょっと怪しい…。

恒久的に人が足りないため、初任給で人を釣ります。

ついでに、そこから給料が上がらない場合が多数。

四季報など見て平均年齢と平均給与を確認してみてください。

10年働いても給与がほとんど上がっていないかもしれませんよ。

 

4.面接が合わない

社風が現れやすいのが採用面接となります。

個人的に印象に残っているのが、グループ面接で挨拶の練習をさせられた企業。

突然立ち上がらせて、大きな声で挨拶しましょう、というものでした。

大声出して何ぼとか、そういう会社風土は自分には合わないため選択肢から消しました。

面接官は会社の顔、いいイメージを信用するのはよくないですが、そこですら印象が微妙だった場合はやめたほうがよいでしょう。

気合重視型の会社であれば、残業が評価の指標になるといった恐れもあります。

 

5.初任給の内訳

初任給が高いとテンションあがりますよね。

ただ、この初任給は手当てなどもろもろ含めての数字。

よくあるのが、○○時間分の残業代込みというもの。

45時間とかが多いですが、その分の残業代はすでに入っているため、その時間を越えないと初任給に書かれた数字に給与は上乗せされません。

そう考えると、別に給与は高くないということも往々にしてあります。

退職金積み立てなど含めて、給与体系がどうなっているかはよく確認してください。

 

まとめ

ブラック企業を見分けるためにはさまざまなポイントがあります。

ここであげたのは個人的に見ておけばよかったなといったポイントになります。

ただ、企業はブラックさを全力で隠しにきますので気づかずに入社してしまうこともあるかもしれません。

そこで人生オワタとなるのではなく、転職という手段もあります。

今就職活動をされている方はあまり気負わずに取り組んでもらえるといいのでは、と思います。

 転職を考えるときは以下の記事も参考にしてみてください。

www.ishikihikuiyutori.com 

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