意識高くないゆとり

平成初期型ゆとり世代の意識が高くないブログです。

塾業界を辞めたいと感じた13のポイント

以前に似たような記事を書きましたが、正直に働いて感じたことを改めてまとめてみようと思います。

楽しいと感じた編も書こうと思いますが、塾業界での就職を考えている人はデメリットもしっかり知ってほしいと思います。

 

 

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上記記事をより細かくしています。

1.健康を害す

塾業界はだいたい13時くらいから22時くらいがデフォです。

業務中は食事を摂らないので業務後に食事が多くなります。

講習期間中には朝から出勤の場合もあり不規則。

謎の会議で午前出勤もありです。

 

2.生徒のためという悪魔の言葉

塾業界の仕事は生徒に関わるもの、これには終わりがありません。

補助プリントを延々作成する。

過去問研究をする。

講義の見学をする。

質を高めるためにいくらでも仕事ができますが、終わりがありません。

どんな作業も生徒のためと言われればやらざるを得ない状況です。

正月に一人ひたすら採点をしていた思い出、学校毎に毎回変わるテスト範囲に合わせオリジナルテストを作成していた思い出。

みなし残業に涙した思い出…。

 

3.屑な方が多い

塾業界は校舎での勤務が基本です。

いる社員は多くて3名。

こんな狭い世界で、普段は先生先生と持ち上げられる。

もともと勉強は得意だった人が多い。

そういった環境ですので傲慢になりやすいと感じます。

前職の上司は酒飲みながら仕事をしていました。

 

4.性犯罪が起こる

盗撮等で捕まる教育関係者って多いですよね…。

私の身近にも逮捕された人がいました。

若い子が多くそういった生徒やアルバイトスタッフに対し、立場が強いことを利用する屑もいます。

 

5.セクハラ・パワハラが多い

生活時間が不規則で、男性社会です。

今の塾経営者は、体罰上等の時代にバリバリ働いていた人が多いです。

結果、立場の強さでストレス発散をする屑もいます。

 

6.給与が上がらない

初任給はそこそこ良い塾業界ですが、そこからなかなか上がりません。

校舎が多く、校舎長より上の立場がみっちり人だらけ。

 

7.休めない

休みを取りたくても、授業のスケジュールが決まっていて休めません。

引き継ぎもしづらいですね。

 

8.休日出勤が多い

日曜などには特別講座が実施されることも多数。

この日のこのコマに入れと言われれば断れません。

 

9.身につくスキルが少ない

塾で身につくスキルが生かせるのは塾ばかりです。

 

10.転職先がない

授業が上手、さてどうする。

コミュニケーション能力のみを売りにすることになります。

厳しい…。

 

11.教えられない科目も緊急出動

アルバイト講師が足りないとその穴埋めが必要に。

苦手科目でかつ自分がゆとり教育で省かれた範囲を教えろと言われた時は地獄でした。

得意科目が中心とか採用段階で言われてましたが、結果全教科授業をしていました。

 

12.とにかくたくさん受講させる

夏期講習、冬期講習などの期間講習は稼ぎどきです。

とにかくたくさん受講させなければなりません。

その生徒にとっての要不要じゃなく、営業成績のための行動が求められます。

流石に授業を自習させて営業の電話しろ、と言われた時は罪悪感で泣きそうになりました。

 

13.出会いがない

生活時間が一般企業とズレますし、社内の人間とも校舎が別だとほぼ会いません。

孤独な戦い…。

 

まとめ

まだまだある気もしますが、とりあえずでもこれだけあります。

塾業界はまだまだ新しい業界であり、黎明期にバリバリやっていた方が経営陣ということもあり、体育会系の企業が多くあります。

仕事にはやりがいもありますし、興味がある方はしっかりデメリットも踏まえた上で飛び込んで欲しい業界です。

ちなみに、自分が最初に入った企業は以下の研修からスタートしました。

きつかったです。 

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