意識高くないゆとり

平成初期型ゆとり世代の意識が高くないブログです。

【保護者の方へ】学習塾を活用してほしいポイント【家庭教育】

学習塾を運営していて感じるのが、家庭と連携を取ることが出来ると学習効果が上がるということです。

通わせて終了だともったいない!!

学習塾に合わせてご家庭でも行って欲しいポイントや活用して欲しいポイントを上げていきますので、ぜひ意識してみてください。

家庭教育と民間教育で分けて考える必要はありません、併せて行うことでお子さんにとって良い影響が得られます。

 

 

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・学習した内容の整理

特に学年が低い時に有用なのがご家庭での学習内容の整理です。

小学生のお子さんを学習塾に通わせている場合などはぜひやってみてください。

家に帰って来たお子さんに対して、「今日はどんな勉強をしたの?」と質問してみてください。

これを行うことで、お子さん自身がその日の学習の振り返り、つまり復習を行うことができます。

そして、復習だけでなく言語的に相手に伝えるというコミュニケーション能力を身につけることができます。

ここで注意してほしいことが、あくまで聞く姿勢をしっかり持つ、ということです。

最初はなかなかうまくお子さんが説明することはできません。

そこで「全然わからない」と怒ると最悪です。

あくまで保護者の方が興味を持って聞いているという姿勢を持ってください。

うまく説明できないときにも、順番に「〜って言ったのはどういう意味なの?」「それって〜ってことかな?」といった形で聞き役に徹しつつ、説明を補ってあげてください。

そうすることで、お子さん自身の学習の甘い部分も見えて来ますし、そこを次に塾に言った時に確認させることができます。

「塾で教わったことをお母さんorお父さんにも教えてよ」といった形で楽しい会話を意識してもらうと、お子さんも親に教えることができるということで自尊心を持つことができますし、どんどん学習して教えてあげよう、という姿勢になることもあります。

 

・学習塾を通してコミュニケーションをとる

これは反抗期のお子さんに有効な手段となります。

反抗期がくるということ自体は全く悪いことではありません。

ただ、反抗的になると保護者の方も感情的になってしまってぶつかり合い、コミュニケーションが成立しなくなってしまうことがあります。

保護者の方から伝えたいことがあってもちゃんと聞かないとか、お子さんが伝えたいことを伝えられないという状況にしないために学習塾を活用してみてください。

具体的には、「こういった内容の話をしたいが、本人がなかなか聞かないので塾の先生から本人に伝えてもらえないか」と電話などで連絡するだけです。

学習塾の講師はお兄さん・お姉さんといった立ち位置の場合が多く、保護者よりも落ち着いて話をすることができる場合があります。

また、お子さんの考えがなかなかわからない場合は(志望校など)、塾のスタッフに聞き取りをお願いすることもできます。

家庭の話に学習塾を巻き込むこと自体が恥ずかしいと感じるかもしれませんが、反抗期は健全な発育に必要なことですので、恥ずかしいことでは全くありません。

ぜひご活用ください。

 

・情報収集

保護者の方も受験経験はお持ちだと思います。

そのため、その時の感覚でお子さんにアドバイスをしていることがありますが、当時と状況は大きく変わっている恐れがあります。

実際に、「こんなレベルの大学のために学費は出せん!!」と保護者の方は言うものの、近年人気が急激に高まってハイレベルな学校になっていた、ということがありました。

進学先選びは難しいものですが、せっかくのお子さんの成長可能性ややる気をくじくことになることもあります。

2020年にはセンター試験が廃止されます。

受験方式は年々変化していきますので、そこはぜひ学習塾に聞いていてください。

 

まとめ

学習塾を運営していると、学習塾に行かせて終わりという姿勢の保護者の方をみます。

ただ、お子さんが過ごす場所として家庭の方がずっと長いです。

学習塾を使い倒し、結果が出た方が学習塾としても嬉しいものです(合格実績にもなりますし)。

せっかく高い金額を払うのであれば、どんどん学習塾を使ってみてください。

上記の内容を嫌がるような学習塾には行く価値がないとも感じます。

 

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