【小粒な名作】エアボーン・ソルジャーズを見た【戦争映画】
前に記事にしたように戦争映画が大好きなわけですが、最近「エアボーン・ソルジャーズ」という映画を見ました。
ネタバレなしなので、ぜひ興味が出た人は見てみてください。
エアボーン・ソルジャーズ / 2012年公開
第二次世界大戦で、アメリカ軍の空挺部隊がフランスに降下。
降下地点が逸れた3名の兵士が仲間と合流しようとするお話です。
仲間と合流しようと移動する中でフランス人レジスタンスと出会い協力してドイツ軍と戦うのですが、全体的なドンパチはそんなにありません。
割と小さなヒューマンドラマ。
この作品のステキなポイントは、単純な悪役がいないところ。
ドイツ軍、アメリカ軍、フランスレジスタンスそれぞれに悩み苦しみ戦争という大いなる波に揉まれる姿。
だからこそ勝って喜ぶ負けて悲しむといった単純さはないのですが、キャラクター同士の関係性を丁寧に描いています。
本当に大きな戦争の中の局地的な部分を切り取ったものですが、自分でどうにかできないものに対してどのように立ち向かうか、そこに人間性が出るのだと思います。
最初は退屈な感じで終わるのかと考えながら見ていましたが、最後まで見ると印象は変わりました。
長い作品ではないので、ぜひ最後まで見ていただきたい作品です。
ちなみに空挺部隊の作品をもっと見たいという方は、バンド・オブ・ブラザースもぜひ。
これについてはまたレビューを書きたいと思います。