「元気が出る」ドキュメンタリー映画3選
ドキュメンタリー映画って、なかなか見る機会がないですよね。
流行ったものというと、マイケルムーア監督の作品とか、THIS IS ITくらいでしょうか。
テレビ番組でもドキュメンタリー作品はありますし、なかなか映画で見ようと思う方も少ないかもしれません。
社会派な作品も多く、暗いイメージを持たれているかもしれません。
ツタヤでのドキュメンタリー作品の少なさからも人気のなさが伺えます。
ただ、そんなドキュメンタリー映画でも心を熱くする、前向きになれる作品があります。
見たら、「明日ちょっと頑張ってみっか」と思えるドキュメンタリー映画を紹介します。
・ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム0対31からの挑戦
邦題のダサさ、長ったらしさがやばい。
世界最弱と言われた、サッカーアメリカ領サモア代表を扱ったドキュメンタリーです。
2001年にオーストラリア代表と戦い、国際サッカー連盟における国際試合で世界記録となる点差で敗れたアメリカ領サモア代表。
FIFAランクでも10年以上最下位だったとのこと。
そんなチームにオランダ人監督が着任し、2014年のワールドカップ予選に挑む様子が描かれます。
非常に牧歌的な雰囲気のチームが監督により鍛えられていくというと、よくあるスポ根物な感じがしますが、勝利のためにひたむきな姿は心打つものがあります。
確実にサッカーがしたくなります。
ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン
世界的な人気を誇るロックバンド、Journeyのドキュメンタリーです。
Journeyといえば、WBCの放送でSeparate Waysという曲が使われたり、glee/グリーというアメリカドラマでDon't Stop Believin'という曲が使われたりしてますので、バンド名を知らなくても曲は聞いたことがあるという人も多いのでは?
そんな世界的ロックバンドJourneyですが、ボーカリストの脱退のため、新たなボーカリストを探すところから映画は始まります。
そこで白羽の矢が立ったのが、フィリピン人ボーカリストのアーネル・ピネダという人。
彼が歌う動画をメンバーが見つけ、オーディションに呼び、加入が決まります。
アーネル・ピネダ氏、かつてはストリートチルドレンであったという背景もありJourneyへの加入は話題となりました。
アジア人であるということもあり、反発の声もあったようですが、抜群の歌唱力で信頼を得るその姿は圧巻。
ブラッドスウェット&ギアーズ
ツール・ド・フランスというイベントをご存知の方は多いと思います。
23日、ひたすらフランスとその周辺国をレースするというもので、世界最大の自転車レースと言われています。
このツール・ド・フランスですが、ドーピング問題と切っても切れない関係にあります。
この大会7連覇を達成したランス・アームストロングは、のちにドーピングの発覚により記録が抹消されています。
wikipediaで見ると、優勝者なしという項目が7個続くという異様な状態。
そんなツール・ド・フランスをドーピングをせずクリーンに目指すという目的で結成されたサイクリングチームに密着したドキュメンタリーです。
登場する人物は、過去にドーピングに手を染めてしまった選手も含めて様々。
過酷な競技に全力で立ち向かう選手たちの姿、そしてそれを支えるスタッフ達。
熱い物語です。
自転車競技をよく知らなくても楽しめる作品となっていると思います。
これを見て、自転車に乗りましょう。
まとめ
スポーツドキュメンタリーは熱い作品が多いですね。
スポーツドキュメンタリーの良いところが、そのスポーツがわからなくても夢中になれるところだと思います。
ツール・ド・フランスを見ようと思っても、23日間毎日何時間も走っていますので、なかなかとっつきづらい。
ドキュメンタリーだと2時間前後でグッと知ることができます。
ドキュメンタリー映画はお堅いものと敬遠せずに見てみてください。
事実は小説よりも奇なり、想像のつかない物語がたくさんありますよ。